頭にものすごいかゆみを感じたら、頭しらみが発生している可能性があります。駆除対策を行いましょう。頭しらみの予防も忘れずに。
頭しらみとは字のごとく頭にしらみがある状態のことを言いますが、そもそもしらみとは人間の頭髪や衣服に寄生して、血を吸って生きる寄生虫です。そして、しらみに血を吸われると、蚊に刺されたのと同じように強いかゆみが起きます。また、しらみには頭髪に寄生するアタマジラミ(頭虱)、肌着や衣服に潜んでいるコロモジラミ(衣虱)、陰毛部に寄生するケジラミ(毛虱)の3種類があると言われています。頭しらみについてですが、頭しらみは人間の頭皮に寄生し、頭しらみの症状は、頭部とくに後頭部・側頭部に強いかゆみ・湿疹がおこります。そして、頭しらみの卵により頭髪に白い点々が付着し、一見ふけのように見えますが、フケとの違っては軽く指ですいてもなかなかとれず、やや立体感と光沢があります。この頭しらみの卵は約1週間で孵化(ふか)し、幼虫→成虫となるまで1〜3週間で成長すると言われており、幼虫は蛹にはならずに約3週間で3回脱皮して成虫となります。 寿命は30日〜45日程度ですが、人の頭皮から吸血しないと2〜3日で死んでしまいます。また、放置しておくと頭皮に赤みやカサなどの湿疹の症状が加わってきてしまいます。頭しらみは感染力が強く、集団発生する場合が多く、発生は幼稚園から小学生ほどの小さな子供、特に女の子に多いのが特徴です。
頭しらみがいるとわかったら早急に頭しらみの駆除をする必要があります。まず、寝具を清潔にして下さい。そして、枕カバーやシーツをこまめに洗濯し、洗濯の前に60度以上のお湯に10分ほどつけておいたり、温水で洗濯して下さい。そうすることによって、頭しらみは高温に弱いので60度くらいのお湯に10分ぐらいつけると、死んでしまいます。さらにアイロンをかければ完璧にしらみはいなくなります。また、日光は殺菌能力があるので、お天気がいい日は布団を干すように常に心がけて下さい。そして、じゅうたんや畳などの床も毎日掃除機をかけて、頭しらみの卵を見つけたら駆除を行って下さい。頭しらみは手で取り除くか、くしを使います。それも普通のクシでは隙間が広くて卵が取れませんので、専用のすき櫛が薬局などで販売されていますのでご利用されることをおすすめいたします。また、女性の場合はちょっと難しいかもしれませんが、髪の毛を短く切ることによって洗髪しやすくなり、頭しらみの生息場所をせまくするので、できれば髪を短くすることが効果的です。しかし、頭しらみは洗髪しただけでは駆除できませんので、頭しらみの用の薬剤などを使って駆除を行って下さい。
頭しらみを予防するには、頭しらみになる原因を断てばいいわけです。頭しらみは、頭しらみを持っている人の頭と頭の直接の接触や、頭しらみを持っている人が使っている帽子やくしなど間接的に触れることによっても感染します。ですので、子供同士で頭と頭の接触をしないように気をつけ、また、帽子やくし、マフラーなど間接的に感染するものをを共有するのはやめるようにして下さい。最近はプールの共用のロッカーや、タオル、衣服の接触などから感染する場合が増えてきましたので注意が必要ですが、水を通して頭しらみが他人に移ることはありません。家庭では、普段から十分な洗髪を行うようにして下さい。また、頭しらみは高温をきらうため、日光で布団干しをするなどは効果的で、寝具を常に清潔にしておくなど心がけるようにして下さい。万が一、家族の中で一人でも頭しらみに感染したことが判ったら、二次感染予防の為に、ただちに寝具や衣類、帽子などの共用を避けるようにして、とくに枕、枕カバー、タオルなどの共用は避けなければなりません。そうしないと、家族全員にうつってしまう可能性もあります。頭しらみの予防方法の基本は、普段から掃除や洗濯などの衛生管理を怠らないことです。